タイトル【異界への案内者】
[写真はクリックすると拡大表示されます] ニコンD200 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR F8 1/8秒 85mm ISO800 マルチパターン測光 WB:5600 RAW ニコンCapture NX2 マニュアルフォーカス 撮影環境:晴天日陰の早朝 9回目となる写真部の企画。 水、ガラス、燈、白黒写真、機械、後ろ姿、空、音を経てリクエストさせていただいたのは「隧道」。 「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だったーー」とは有名な川端康成『雪国』の書き出しだ。 日本神話の黄泉平坂や、遥か宇宙のブラックホールなどといった古今東西の例を出すまでもなく、トンネルは自分たちの空間と別の空間(異界)を結ぶ通り道としての性格を持っている。 今回は自分の「渋め」な作風が生かせる神社仏閣シリーズより、鎌倉は「佐助稲荷」をお送りする。 長い長い回廊を歩いていく臨場感を出すべく、組写真で表現する。 (個々の撮影データはしつこくなるので省略する) 朱塗りのトンネル 蛇行する回廊 徐々に引き込まれ 結界の森を抜けていく 待ち受ける社の使者たちは 射るような視線で訪問者を見定める 長い長い回廊を抜けた先に眠るのは、古より続いてきた豊かさへの願い。 人々の願いは豊穣の神の使者たる狐に託されてきた。 そこはさながら『狐たちが遊ぶ楽園』であった。 人々は異界へと願いを残し、また日常へと戻っていく。 ※言うまでもないだろうが、神社仏閣は信仰の場である。写真を撮影する際に注意するべきは、敬意を払うということにつきると私は考えている。 今回は地元かつ自分の得意な分野を被写体に選んだ。稲荷を撮影するにあたっては、怖く、おどろおどろしくならないように表現するよう心がけた。 毎回、写真部のメンバーのそれぞれには独自の感性を感じている。 次のお題が楽しみである。 写真部のメンバーの作品は次のリンクより。 Cさん「部長」 桜花さん 憲伸さん CATさん 【告知】 写真部では常時、部員を募集しています。私たちと切磋琢磨して写真の上達を目指しませんか? 詳しくは、C女史まで。必要なのはレンズの付いたカメラと作品づくりへの情熱だけ。プロアマ問わず初心者からベテランまで、幅広い方の参加を歓迎いたします。 なお、次回のお題はCATさんリクエストの「○(丸)」
by ume13years
| 2011-09-18 17:17
| 写真部
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