衝撃のポートレート専科

そろそろ「ポートレート専科」で受けた衝撃を語らない訳にはいかないだろう。

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八月の初旬、日本最大のポートレートイベント「ポートレート専科」なるイベントを知り、混雑を警戒して平日に休みを取り、妻と二人で会場の渋谷まで出かけた。



5年目を迎えた同イベントには、ポートレート写真家の魚住誠一、上野 勇、小林幹幸、高橋ヒデキ、テラウチマサト諸氏の常任カメラマンと、彼らの審査を通過した数十名の一般参加カメラマンの作品が一同に集まるという。各メーカーの協賛もあってか、入場は無料。行かない理由が見当たらない。

だが正直に白状しよう。私はポートレートというものを見くびっていたといわざるを得ない。
私はただ、目の前の被写体をいかに魅力的に撮るか、どうやれば上手く写せるかを考えるばかりで、撮り手として「何を表現したいのか」ということはほとんど考えてこなかった。

今回の展示を見て人という被写体の持つ圧倒的な「存在感」に魅了されたのだ。確かに人という存在はこの世界の大きさに比べるとちっぽけである。だが、こんなにも力強く、愛おしく、刺激的で魅力のあるテーマはないのではないか。そう思わせるものが展示された作品たちにはあった。

そして写真に重要なのは魂を込めることだと私に教えてくれた。人という被写体を通してメッセージやストーリーを表現するという「作品作り」という世界を垣間みることができたのだ。

自分の思い込みのすべて洗い流し、本気でポートレートの作品づくりに取り組みたくなった衝撃の出会い。それがこの「ポートレート専科」だった。そして写真をやる以上、私もあのような作品を生み出すよう精進する、そう心に誓ったのは言うまでもない。

ポートレート専科
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by ume13years | 2011-08-12 00:10 | 日記
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