9/11 OKSコスプレイベント撮影『ひぐらしの鳴く頃に解(専属カメラマン参加)』(2/2)

「光」があるから「闇」も生まれる。その逆もまた真なり。
前回の「光のターン」に対し、今回は「闇のターン」。
どうしよもない闇に落ちていく中で見いだした、一筋の光明。
それこそが『希望』である

この地に伝わる忌まわしい風土病『雛見沢症候群』。
症状の進行とともに疑心暗鬼に取り憑かれていくレナ。
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今回は『ひぐらしの鳴く頃に解』の「闇のターン」を公開する。



精神に錯乱をきたしつつあったレナ。
そんなときオカルトマニアの鷹野三四のノートに出会ったことで、
宇宙人の侵略という荒唐無稽な陰謀論を妄信するようになる。
そしてついに誰にも理解されることのない孤独な闘いを決意する。
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それは学校生徒全員を人質に警察を動かそうという恐るべき計画。
危険なテロリズムに身を投じるレナ。もう後戻りはできないのか。
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一方で別の世界で暴走した圭一を最後の最後まで信じたのはレナだった。
その記憶を思い出した少年は、レナの暴走を阻むべく真っ向から立ち向かう。
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ひぐらしが鳴き止み、日没を迎えた頃、
少女は完全に闇に落ちる。
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暴力と狂気に支配されたレナ。冷酷な表情に以前の面影はない。
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もう闘いは避けられない。決闘を受けて立つ圭一。
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全力で激突する意思と意地。火花を散らせ戦いながら、次第に楽しかった日々を思い出していく二人。
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とどめを刺せと言う圭一に対し、それはできないとレナは躊躇する。
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強靭な意志で圭一を殺害することを踏みとどまったレナ。
幾度となく繰り返されてきた悪魔のシナリオに一筋の光が射す。
「俺たちは運命に打ち勝ったんだ!」
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あとがき
『ひぐらしの鳴く頃に』は中学生の少年少女が凄惨な事件を引き起こす作品。
中にはおぞましい暴力描写も多々あり、
そこだけに着目してしまうと拒否反応を示す方も多いのではないでしょうか。

ですが、本作は明確に暴力を否定しています。
むしろそういった闇から目をそらさず、
真っ正面から向き合うストーリーと言えるのです。

それは叔父から虐待を受ける仲間の少女の危機を救う際、
短絡的な暴力で解決した場合は必ずバットエンドが待ち受ける。
別の世界ではクラスの皆で団結し、大人、さらには村全体を巻き込み、
児童相談所を動かすことに成功する。
そんな誰も犠牲になることのない道を示すエピソードに集約されています。

「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない」
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」とはニーチェの言葉。

悪を許さず暴力でねじ伏せる正義。そんな勧善懲悪なストーリーに一石を投じる作品なのだ。

使用機材
メイン機 D7000(桜花さん所有)
予備機  D200
照明機材 Panasonic PE60SG
     SB700
     白アンブレラ
レンズ  AF-S DX Zoom-NIKKOR 12-24mm f/4G IF-ED
     AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G 
PC macbook air 11.6inch
その他   ライトスタンド、三脚、丸レフ
     ロスココンバージョンフィルター A-5(夕暮れの光を再現)、B-6(月光を再現)

『告知』
前原圭一役のRANさんが写真を自身のブログにストーリー仕立てでアップしてくれました。
うれしい悲鳴が今日も聞こえる
撮り手としては冥利に尽きます。ありがとうございます。
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by ume13years | 2011-10-02 20:51
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