ギャラリー「動体撮影(高速撮影)」

タイトル【雫の数珠】
e0248503_1963422.jpg


ニコンD7000
AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR
1/160秒
F36
ISO800
マルチパターン測光
WB:5560K RAW
ピクチャーコントロール:ニュートラル
三脚使用
内蔵ストロボ 1/128発光
Panasonic PE-60SG スレーブ 1/16発光

撮影日:2012/02/12
撮影場所:鶴岡八幡宮

流れ落ちる水の動きを止める高速撮影。
一瞬を写し止めたところ、細かい水玉が連なっていた。
さながら糸が切れこぼれ落ちた数珠のようだ。





高速撮影というと、シャッタースピードを早くすることを考えがちだが、
短い露光時間で適正露出を得るためには感度を上げるか、絞りを開けるかする必要がある。

だが絞りを開けると被写界深度が浅くなり、ピント合わせがシビアになる。
感度も上げすぎると画像が荒くなっていく。

D7000はカメラ自体が1/8,000秒のシャッタスピードと、高感度特性を備え持つが、
薄暗い環境であればそれでも限界はある。

従来から動きを止めるというのは、一瞬の閃光を得られるストロボのお家芸となっており、使用可能な環境であれば迷わず使いたい機材である。

e0248503_1931667.jpg

今回の撮影地は鶴岡八幡宮の手水場。水盤から地面に滴り落ちる雫を捉えた。

なお、ストロボの発光時間は発光量と関係しており、なるべく小発光させた方が発光時間を短くできる。

例えば最新機種のSB910の場合は、
約1/880秒     Full発光
約1/1,100秒    1/2発光 
約1/2,500秒    1/4発光
約1/5,000秒    1/8発光
約1/10,000秒  1/16発光
約1/20,000秒 1/32発光
約1/35,700秒  1/64発光
約1/38,500秒  1/128発光

※1/32発光から下はカメラの最速シャッタースピード1/8,000秒を遥かに上回る。

この日持ち歩いていたのはひと世代前のPE-60SG。
約1/500秒    Full発光
約1/700秒    1/2発光 
約1/1,600秒   1/4発光
約1/2,500秒   1/8発光
約1/4,500秒  1/16発光
発光時間は最小で約1/4,500秒となっており、この撮影では1/16発光を選択した。

また単純に正面から照射すると、背景まで明るくなってしまい、雰囲気が出ない。
e0248503_19323913.jpg

カメラは三脚に固定、ストロボ発光部を手持ちで被写体の左前方、やや離れた位置からスレーブ発光でライティングを行った。
これにより、雫の両サイドにエッジライトが入り、レンズを絞り込んだことで輝きが星状になった。
e0248503_19532835.jpg

[PR]
by ume13years | 2012-03-04 19:06 | ギャラリー
<< イメージセンサークリーニング ギャラリー「風景写真」 >>