イメージセンサークリーニング

デジタルカメラのイメージセンサーに付着するゴミや汚れ。
写真を始めたばかりのころ、青空や白ホリのスタジオなど、背景が無地の環境で撮影した場合に気がつくことが多かった。
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十数枚程度なら、レタッチでシミを消すことはさして時間はかからないが、1回の撮影で数百枚撮るともなれば、大変な労力になる。

撮影に挑む前にセンサーの汚れの有無をチェックし、必要があればクリーニングしておきたいものだ。



今までは定期的に機材の点検を兼ね、NIKONのサービスセンターで有料(1,000円)でクリーニングを頼んでいた。だが、混雑時の待ち時間や、カメラも複数を所有しているとコスト面も馬鹿にはならない。

そこで自分でセンサークリーニングの技術を身につけてしまうのが手っ取り早い解決策だ。
NIKONユーザーであれば、各地のNIKONのサービスセンターで定期的に開催されるセンサークリーニングの講習が無料で受けられる。

無料といっても、道具となるNIKONクリーニングキットプロ(8,000円程度)を所有していることが条件となる。
(セット内容は、教材CD、刷毛、クロス、ブロアー、シルボン紙、クリーニングスティック、ハンドラップ、収納ケース)
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専用スティックにシルボン紙を巻き付け、無水エタノールを湿らせて使用する。
巻き方、湿らせ方、汚れの拭き取り方など、センサーを傷つけずクリーニングするテクニックを身につけることができる。

時と場所を選ばず、道具さえあれば即座に自分で対処できるということに魅力を感じ、
いい機会なので、妻と2人で受講することにした。

3/3日に銀座のサービスセンターにて一時間半。
じっくりと基礎的なことから練習することができ、
一人でも自信を持ってイメージセンサーをクリーニングできるようになった。

この一週間、周りのNIKONユーザーに声をかけ、センサーをクリーニングさせてもらった。今回はその清掃前と後の画像を掲載する。

まず、現行機種のD7000。
センサーの自動クリーニング機構が内蔵されているが、汚れはどうだろうか。
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チェック方法は白い紙を前に、レンズを絞り込み、低感度で撮影する。ピントはマニュアルフォーカスの無限大に設定。
閲覧はPC画面にてチェックを行う。(※本記事の閲覧もPCがおすすめです)
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ぼつぽつと、斑点状に油汚れが見られる。この程度であれば見過ごしてしまうレベルだ。
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クリーニング終了。

次は旧製品のD80。
ここからはセンサーの自動クリーニング機構がない機種。
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青空を撮った写真に大きなシミが現れていた機体だった。
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先ほどと異なり、画面上部に大きなゴミが見られた。
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クリーニング終了。

旧製品のD40x。
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こちらもゴミが目立った。
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この汚れはかなり手間がかかった。
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画面左下のゴミは何度やってもとれなかったが、センサー自体に傷がついてるのかもしれない。

旧製品のD50。
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だいぶ使い込まれたカメラ。
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ゴミもさることながら画面が妙に赤い。ホワイトバランス大丈夫か?
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赤みがなくなり、ゴミも掃除できた。センサーの汚れが悪影響を及ぼしていたのだろうか??

まとめとして、旧製品はかなりゴミが目立った。
なお、いずれもキットレンズ(ズーム)をつけっぱなしで、レンズ交換をほぼしていない機体だった。

そして現行機種D7000だが、レンズ交換をたまに行っているようだが、搭載された自動クリーニング機構はかなり優秀なので大きなゴミは見られない。
だが、それも汚れを完全に防げないことがわかった。

クリーニングは数をこなして慣れれば、かなり短時間で行うことができる。
後日レッタッチするはめにならないよう、撮影前には必ずクリーニングを心がけたい。
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by ume13years | 2012-03-11 23:58 | 実験
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